Excelで地図グラフ

グラフ要素
地図グラフの構成要素は大きく分けて4つあります。
地図グラフ
データの大きさに応じて表示される棒グラフです。
 
付加表示
グラフ化したデータの値やエリア名など、エリアの属性を表示したものです。
 
タイトル
地図グラフのタイトルを表示したものです。
 
凡例
グラフ化されたデータ項目名とその色・パターンを表示したものです。
 

このページでは、付加表示と凡例表示について説明します。

付加表示
グラフ化したデータやエリアの名前を地図グラフ上に表示することができます。これらを「付加表示」と呼びます。
 
■付加表示の例
 
付加表示として表示できるデータは、1.エリア名(都道府県名など)、2.グラフ化したデータ、3.その他のデータ、の3つです。
  付加表示に関するサンプルの設定内容を見てみましょう。ダイアログボックスの「基本設定」タブに「付加表示」欄があります。
 
 
■付加表示の指定

 
サンプルでは、(表示位置)「上」に、(表示内容)「エリア名表示」を行う設定になっています。
 

グラフ化データの表示

グラフ化したデータの内容を表示する場合は、表示位置と表示方向、及び表示フォントの指定を行います。
 
 
■表示位置の指定
 
■表示方向の指定
 
     
  表示位置は、屋上、上、中、下のいずれかを指定します。   表示方向は、横、または縦を指定します。  
  グラフ化データの表示位置は次のようになります。
 
■表示位置の指定(表示方向=横)
■表示方向の指定(表示方向=縦)

エリア名、追加データの表示位置

エリア名、及びその他のデータの表示位置は、グラフ表示位置を基準にして、上、下のいずれかを指定します。
 
■上、下の表示位置
たとえば、「上」位置に「エリア名」、「下」位置に「追加データ」を表示する場合、次のように付加表示が行われます。
 
 
■表示位置「上」、「下」への付加表示

   
グラフ表示位置を基準に、上部はグラフ表示、下部は付加表示の領域になります。
表示位置「下」だけが指定された場合、付加表示は「上」の位置に行われます。
   

表示データの指定

表示位置「上」、「下」に付加表示するデータの種別は、コンボボックスの ボタンを押して指定します。表示しない場合は、リストから「なし」を選択してください。
■付加表示するデータ種別の指定


 

フォントの指定

付加表示のフォントは、コンボボックスの右にあるボタンを押して指定します。フォント指定用のウィンドウが表示されます。
 
■フォント設定パレット

 
ボタンを押すと、フォント色を指定する画面が表示されます。
■フォント色の指定画面

 

追加データ表示

グラフ化したデータ以外のデータを付加表示として表示することができます。次の例は、表示位置「下」に「総人口」を追加データとして表示する指定です。
 
■追加データの指定

 
次の例は、追加データとして「転出率」を位置「下」に表示する指定です。
■追加データの指定例

 
■追加データの表示例

凡例表示
グラフ化されたデータ項目名とその色・パターンの凡例を地図グラフの要素として表示することができます。
 
■凡例表示の例
 
凡例の表示仕様は、ダイアログボックスの「基本設定」タブにある、凡例欄で指定します。
 
■凡例の仕様設定

凡例の表示ON/OFF指定

凡例を表示する場合は、この項目をチェックします。
 

[地図描画]ボタンで地図を再描画する時、この項目にチェックがある場合(ON)は既に表示されている凡例は消去され、既定のフォーマットで凡例が再表示されます。
凡例の表示位置移動、あるいはサイズ変更などを行った場合は、このチェックを外して(OFF)地図の再描画を行ってください。

縦間・横間

凡例の各要素間の間隔を指定します。 ボタンを押して値を指定します。単位はポイントです。
 

セルの行の高さ、列の幅の標準はそれぞれ13.5ポイントと54.0ポイントです。
間隔を指定するときの目安にしてください。
■ 標準の行の高さと幅
 
■縦間・横間

コメント

凡例の下部にコメントを表示する場合は、ここに内容を入力します。コメントは2つまで指定することができます。
■コメント表示の例

表示位置の指定

ボタンを押すと、凡例の表示位置を指定することができます。
凡例の表示位置は、ワークシートのセル位置で指定します。シート上に位置を指定する が表示されますので、任意の1セルを指定して[OK]ボタンを押してください。
■凡例の表示位置指定