Ｅｘｃｅｌの玉手箱

Ｅｘｃｅｌで地図グラフ

既存の白地図の編集


既存の白地図を編集する場合は、白地図編集処理を起動して、白地図編集ダイアログボックスの白地図描画欄で編集する白地図シートを指定してからの［白地図描画］ボタンを押します。

　
■編集対象の白地図シート指定

次の例は、白地図シート「日本ブロック地図.MAP」を編集対象として描画したものです。
　

既存の白地図を編集する場合は、

及び

にチェックを入れてから

［白地図描画ボタン］を押してください。

１

エリアの追加

既存の白地図に新たなエリアを追加する場合は、作業シート上に直接、Ｅｘｃｅｌの図形オブジェクトを追加します。使用可能な図形オブジェクトは、四角形、フリーフォーム、直線の３種類です。
次の例は、フリーフォームを使って新しいエリアを追加したものです。

　
■エリアの追加


	必要な数のエリアを追加した後は、白地図編集処理を起動して、白地図編集ダイアログボックスの「図形 → 白地図データ作成」ボタンを押します。

■［図形 → 白地図データ作成］ボタン

	以降は、白地図の新規作成時と同じく、エリア名の編集とエリア原点の移動を行います。

２

エリアの修正

	既存のエリアを修正する場合は、作業シート上で直接、エリアの図形オブジェクトを操作します。
	修正エリアの選択

エリアを修正する場合は、まず、修正を行うエリアの選択を行います。エリアの選択は次の手順で行います。

　
■エリアの選択

複数のエリアを同時に選択することもできます。この場合は、［Ctrl］キーを押しながらエリアをクリックします。


	エリアの移動

エリアの表示位置を移動する場合は、移動対象のエリアを選択状態にしてからドラッグします。

　
■エリアの移動

エリアを削除する場合は、削除するエリアを選択状態にしてから［Delete］キーを押します。

　
■エリアの削除

エリアの形状を変更する場合は、Ｅｘｃｅｌの図形編集機能「頂点の編集」を使います。

　
■「頂点の編集」の手順

	「頂点の編集」は、「図形描画」ツールバーの「図形の調整」ボタンを押すとメニューが表示されます。
	■頂点の編集



	頂点の編集時、線分上にマウスカーソルを置くと、カーソルの形がに変ります。この時、右クリックすると、他の編集を行うためのショートカットメニューが表示されます。

　
■「頂点の編集」ショートカットメニュー

エリアの修正後は、白地図データへの変換を実行してください。

３

地図の拡大／縮小


	地図を拡大/縮小する場合は次の手順で行います。


	１．白地図をグループ化します
	白地図編集処理を起動して、白地図編集ダイアログボックスの［白地図グループ化］ボタンを押します。”グループ化”とは、白地図を構成する全ての図形オブジェクトを１つにまとめる処理です。
■白地図のグループ化


	２．サイズハンドルをドラッグして地図を拡大/縮小します

	グループ化すると、地図の周囲にサイズハンドル（○）が表示されます。このサイズハンドルをドラッグすると、地図を拡大または縮小することができます。
■地図の拡大

■地図の縮小

	サイズハンドルのドラッグを終了すると拡大/縮小された地図が表示されます。
■拡大/縮小した地図の表示

	地図をグループ化すると、拡大/縮小の他、地図全体の移動、回転を行うことができます。
	■地図の移動

	グループ化した地図の上にマウスカーソルを置くと、カーソルの形状がに変ります。この状態でドラッグすると、地図全体を移動することができます。
	■地図の回転

	上部中央のサイズハンドルに表示されているにマウスカーソルを乗せると、カーソルの形状がに変ります。この状態でドラッグすると地図を回転することができます。

地図の拡大/縮小、移動、回転を実行した後は、白地図データへの変換を実行してください。

４	編集結果の確認と保存

白地図の編集が終了したら、編集結果を確認して結果を保存します。

	白地図データへ変換します
	白地図編集処理を起動して、ダイアログボックスを表示します。の「作業シート」に地図を編集したシート名を指定して、の［図形 → 白地図データ作成］ボタンを押します。
■白地図編集ダイアログボックス